4年ぶりに制限なしの卒業式 約230人が学びやあとに

函館市の市立函館高校で4年ぶりに参加者の制限なしに卒業式が行われ、およそ230人の卒業生が学びやをあとにしました。

函館市柳町にある市立函館高校ではおよそ230人の卒業生たちがはかまやドレスなど思い思いの衣装に身を包み、式に臨みました。
去年までは新型コロナの影響で保護者や在校生の参加人数を制限していましたが、ことしは4年ぶりに制限なしで行われました。
式では家族や在校生に見守られる中、卒業生1人1人の名前が呼ばれ、花松均校長から卒業証書が手渡されました。
このあと卒業生を代表して平野彩さんが新型コロナの影響を受けた3年間を振り返り、「どんなときも支え合い、高めあえる仲間とともに高校生活を送ることが出来て、本当に幸せでした」とスピーチしました。
大学に進学し1人暮らしをする予定だという卒業生は「最初はマスクをつけていたので、みんなと仲よくなるのに時間がかかる状況だった。大学でやりたいことを見つけて頑張りたい」と話していました。
また別の卒業生は「ことしの学校祭あたりからマスクを外すことができるようになり、みんなの素顔が見れたし、より明るい雰囲気になりました」と話していました。
看護学校に進学する卒業生は「患者さんを助けられる看護師になれるよう、頑張りたい」と話していました。