札幌ドームの“命名権” 応募なし 期限設けず募集継続へ

札幌ドームはドームに愛称を付ける命名権を募集していましたが、締め切りの29日までに応募は1件もなく、今後は期限を設けずに募集を続けることになりました。

「株式会社札幌ドーム」によりますと、プロ野球、日本ハムの本拠地移転などの影響でドームの利用が減少していて、新たな収入源を確保しようと先月からドームに愛称を付ける命名権、「ネーミングライツ」を募集していました。
命名権の金額は年間2億5000万円以上、期間は2年から4年の複数年契約を条件とした上で、金額を満たしていない場合でも応募は可能だとしていましたが、期限としていた29日午後5時までに応募は1件もなかったということです。
このため札幌ドームは命名権の募集を続けることを決め金額や契約期間などの条件は同じままで、今後は期限を設けずに応募を受け付けます。
また、これまでに複数の企業から問い合わせがあったということで関心を示す企業との交渉も継続することにしています。