八雲町 新幹線の新駅デザイン案を決定

北海道新幹線の札幌延伸に伴って八雲町に新たに建設される新幹線の駅舎について、町が行ったアンケートの結果雄大な大地と木立をイメージしたデザインが選ばれ、新幹線の建設を担う鉄道・運輸機構に提出されることになりました。

八雲町は、町内に新たに建設される新幹線の駅舎について、「牧場の中にある駅」というコンセプトをもとに3つの案を公表し、去年11月、アンケートを実施しました。
このほどアンケートの結果がまとまり、町内外からの1588の回答のうち、「雄大な大地と木立の美しさを感じる駅」をテーマにした案が634票と最も多くの票を集めました。
黒を基調とした外観に木立をイメージした縦のラインが取り入れられていて、町は、存在感がありながら周辺の風景と調和するデザインに仕上がっているとしています。
今後、町はこのデザインを町の決定案として、新幹線の建設を担う鉄道・運輸機構に提出することにしています。
八雲町では現在、線路が通る高架橋の建設工事が再来年9月の完成を目標に進められていて、高架橋が完成したあとに駅舎の建設が始まることになっています。