砂川高校で防災教室 身近なもので担架など作る方法学ぶ

砂川市の高校で防災教室が開かれ、生徒たちが身近なもので応急的に担架や照明を作る方法を学びました。

砂川高校では災害に備えようと、5年前から地元の消防署と合同で防災教室を開いていて、26日は1年生と2年生あわせて120人が参加しました。
この中で生徒たちは、災害時にけが人を運ぶことができるよう、毛布と2本の棒を使って応急的に担架を作る方法を学び、毛布をどのように棒にまきつければしっかりと固定できるか、コツを教わっていました。
また、停電などで暗くなった場合にペットボトルに水を入れ、スマートフォンのライトで下から照らすと、光が乱反射して照明の代わりとして使えることも体験しました。
生徒たちは「こうした方法は聞いたことはあるものの、実際に試したことはなかったので、きょうの防災教室は印象に残りました」などと話していました。
砂川高校の高野隆広校長は「被災した人たちを助けることができるような力を生徒たちに身につけて欲しいと思い、今回の教室を企画しました」と話していました。