北海道銀行の新しいビルが完成 ことし4月に本部機能移転へ

北海道銀行の本部機能などがことし4月に移転する新しいビルが完成し、しゅんこう式が行われました。

26日は大通公園に面した札幌市中央区大通西2丁目に建設された新しいビルで関係者が出席してしゅんこう式が行われ、北海道銀行の兼間祐二頭取が「新幹線の札幌延伸をにらんだ再開発やRapidusなど、北海道の未来を大きく変えうる動きが続く中、新たなビルでグループの機能を結集させて北海道のために頑張りたい」とあいさつしました。
新しいビルは地上13階、地下3階建てで地下鉄の大通駅などと直結し、このうち6階から12階には北海道銀行の本部機能と本店法人営業部が入り、ことし4月15日から業務を開始する予定です。
これに先立ち、来月には、同じグループの北陸銀行と証券会社の店舗が営業を開始します。
しゅんこう式のあと、北海道銀行の兼間頭取は「新しいビルではフリーアドレスを導入した。その空間で自由に議論し新しい歴史をつくる思いで業務にあたっていく」と述べました。
また、大通西4丁目の「道銀ビルディング」に入る北海道銀行の現在の本店営業部はことし4月19日に営業を終了し、一時的に別のビルに移転します。
「道銀ビルディング」とその隣にあるビルは今後取り壊され、跡地には現時点では2028年の完成を目指して、本店営業部のほかホテルやオフィスなどが入る新しいビルが建設される予定です。