「ウクライナに平和を」 札幌市で集会

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻開始から24日で2年となる中、現地での平和の実現などを訴える集会が札幌市中央区で開かれました。

この集会は、道内の労働組合などでつくるグループが開き、およそ150人が参加しました。
参加した人は、ウクライナの国旗や「ウクライナに平和を」などと書かれたプラカードを掲げて、ウクライナでの戦闘の早期終結などを呼びかけていました。
国連人権高等弁務官事務所は、ロシアによる軍事侵攻の開始以降、1月末までにウクライナでは少なくとも市民1万378人が死亡したとしていて、現地ではいまも戦闘が続いています。
主催した「北海道平和運動フォーラム」の齋藤航太郎副代表は「ウクライナの現状は連日報道されているため、それが日常になってしまい関心が薄れている部分もあると思うが、1人1人が関心を持ち続けることが大事なので、今後も呼びかけを続けたい」と話していました。