函館 五稜郭公園の石垣が幅約6m崩落 市は修繕を検討

函館市の観光地、五稜郭公園の石垣が幅およそ6メートルにわたって崩落しているのが見つかり、市は修繕について文化庁や道の教育委員会と協議することにしています。

崩落が確認されたのは、五稜郭公園の南東側にある石垣です。
函館市によりますと、20日、公園を管理する職員が巡回中に石垣が▼幅およそ5.8メートル、▼高さおよそ3.2メートルにわたって崩落しているのを見つけたということです。
この場所は以前から石垣が膨らんでいるのが確認されていて、市は表面をシートで覆った上で周辺をロープで囲い立ち入りを禁止する措置を取っていました。
函館市は「国が指定している特別史跡であるため、どのように修繕していくか文化庁や道の教育委員会と協議していきたい」としています。
五稜郭公園では、ほかの場所でも石垣が膨らみ、来月、修繕工事を予定している場所があるということです。