特殊詐欺の予兆電話や被害が相次ぐ

【予兆3件】
道内では特殊詐欺の予兆電話が19日までに新たに3件、確認されました。
このうち札幌市中央区に住む80代の男性のもとには今月17日に、中央区役所の職員を名乗る人物から電話がかかり、「1月末が期限の医療費関係の書類が提出されていない」と言われました。
電話の人物は「期限が切れているが、銀行に行けば手続きが可能だ」などと言って、口座を聞き出そうとしましたが、男性は詐欺だと気づいたため被害には遭いませんでした。
【被害4件】
一方、被害も4件、新たに確認されています。
このうち空知地方に住む40代の男性はSNSの投資グループで知り合った女性から投資話を持ちかけられ、先月から今月にかけてあわせて500万円を指定された口座に振り込みだまし取られました。
男性が現金を引き出そうとしたところ「引き出すにはお金が必要だ」と言われ、詐欺に気がついたということです。
ネット上で知り合った人物から投資などの名目でお金を振り込むように言われたら詐欺を疑い、警察の相談専用窓口、「#9110」に連絡するようにしてください。