高木選手１０００ｍ優勝 スピードスケート世界距離別選手権

カナダで開かれているスピードスケートの世界距離別選手権で、幕別町出身の高木美帆選手が女子１０００メートルに出場して１分１２秒８３のタイムで金メダルを獲得しました。高木選手は、世界距離別選手権のこの種目では初の金メダルです。

高木選手は今シーズンのワールドカップで本命種目の１５００メートルに加え、１０００メートルでも総合優勝を果たしていて、カナダのカルガリーで１７日に行われた世界距離別選手権の３日目のレースで女子１０００メートルに出場しました。
高木選手は、最初の２００メートルは全体４位のタイムでの通過でしたが、スピードを上げて６００メートル時点で全体２位のタイムにすると、後半は持ち味の粘り強い滑りを見せ、１分１２秒８３のタイムでフィニッシュして優勝しました。
高木選手は世界距離別選手権のこの種目では初めての金メダル獲得です。
このほか道内勢では、幕別町出身の稲川くるみ選手が１８位でした。
男子１０００メートルでは、別海町出身の新濱立也選手が１分７秒３４のタイムで日本勢最高の６位でした。
同じく別海町出身の野々村太陽選手は１１位でした。