滝川市の中心部 1万個のランタンで彩る

滝川市で17日夜、紙袋で作られたおよそ1万個のランタンを並べて、街を明かりで彩る催しが開かれました。

この催しは、滝川市の中心部で開催され、JR滝川駅前にある商店街の周辺におよそ1万個のランタンが並べられました。このランタンは、催しのために統一された紙袋で作られていて、市内の幼稚園や学校、企業などで数か月前から制作され、17日は訪れた人が制作を体験できるコーナーも設けられました。
会場では、暗くなり始めた午後5時に、幼稚園児4人が「点灯」と合図を出すと、ランタンの中のろうそくに、次々に火がともされて、夜の街はオレンジ色の優しい明かりで彩られました。ことしは、制作されたランタンに、能登半島地震を受けて「能登を応援します」といったメッセージが書き込まれたほか、大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手の姿を描いたランタンも並べられました。
この催しは毎年、午後5時から8時までの短い時間の開催となっていて、訪れた人たちは一夜限りの街の光景を楽しんでいました。
旭川市から家族で訪れていた女性は「ずっと見たかったので、とてもうれしいです。今度は自分でもランタンを作ってみたいです」と話していました。