架空請求詐欺の予兆電話2件 投資詐欺の被害1件

架空請求詐欺の予兆電話2件 投資詐欺の被害1件

【予兆電話2件】
道内では架空請求詐欺の予兆電話が、14日までに新たに2件、確認されました。

警察によりますと、13日、上川地方の60代の女性は「NTTファイナンス」をかたる人物から電話を受け、「アプリの料金が未納で、支払わなければ法的措置も考えている」などと言われました。
また、渡島地方の50代の女性のもとには国税庁をかたるショートメールがあり、「国税がまだ納められていません。リンクにアクセスし5万円を納税したあと、連絡してください」などと書いてありました。
いずれも電話やメールを受けた人が不審に思って警察に相談したため、被害はありませんでした。
身に覚えのない話で未納料金などを請求されたら架空請求詐欺を疑い、話に応じないでください。

【被害1件】
一方、投資詐欺による被害も1件、新たに確認されています。
警察によりますと、岩見沢市に住む60代の男性は去年12月、実在する経済評論家の名前を使ったサイトで、投資家のアシスタントだという人物と知り合い、LINEを交換しました。
その後、アプリを使った投資を勧められ、実際に自分の口座に50万円が利益として振り込まれたことから信用して、合わせて3900万円を振り込んだということです。
利益を引き出そうとしたところ手数料や税金などの名目で現金を要求されたことから不審に思い、警察に相談して被害が発覚したということです。
ネット上で知り合った人物から投資などの名目でお金を振り込むように言われたら詐欺を疑い、警察の相談専用窓口、「#9110」に連絡するようにしてください。