函館 14日も道南各地で気温上がる 4月並みの暖かさに

南から暖かい空気が流れ込んでいる影響で、道南は14日も各地で気温が上がり、季節外れの暖かさとなりました。

14日の道南は、13日に続いて広い範囲で朝から気温が上がりました。14日の最高気温は、函館市で13.1度、木古内町で12.5度、函館市川汲で12.1度、北斗市で11.9度、江差町で11.1度など、多くの地点で10度を上回り、4月中旬並みの暖かさとなりました。
こうした中、函館市の見晴公園では、例年、雪が積もるこの時期、広い斜面を使ってそり滑りや歩くスキーを楽しむことができますが、季節外れの暖かさで斜面の雪がとけて芝生が露出していることから、そり遊びなどを行うエリアが閉鎖されました。
この暖かさで雪はほとんどとけてしまい、多いときには数十人の子どもたちでにぎわうそり滑りのエリアも14日はすっかり静まり返っていました。
公園の管理事務所の時岡浩和さんは、「異常な暖かさで、一気にとけてしまいました。雪を楽しみにしてくれていた子どもたちを考えると心苦しい思いです」と話していました。
気象台によりますと、15日の道南は、前線や低気圧が通過する影響で、しだいに気温が下がり、雪や雨となる見通しです。