新得町で凍結作業着の展示イベントが延期 季節外れの暖かさで

十勝の新得町で冬の新たな観光の呼び物として14日から始まるはずだった、凍らせた作業着を駅前に展示するイベントが、季節外れの暖かさのため延期となりました。

新得町の商工会では農作業などで使われる作業着およそ20着を厳しい寒さで凍らせて駅前に展示するイベントを14日から始める予定でした。
ところが道内各地で季節外れの暖かさとなるなか、商工会では作業着を凍らせることは難しいとして14日のイベントの開始を見送りました。
商工会ではなんとかイベントを開催できないか、13日の夕方、作業着の中に雪を詰めて展示しようと準備していたということですが、14日の新得町は午前11時の気温が9.8度まで上がり、詰めた雪はすっかり解けてしまっていました。
イベントを企画した地域おこし協力隊の渡辺晴喜さんは「駅を利用する人たちが写真を撮ってくれるような、ユーモアある場所にしたいと思い企画しました。寒くなってくれることを祈っています」と話していました。
商工会では厳しい寒さが戻る見込みの来週後半にもイベントを始めたいとしています。