滝上町と旭川市立大が連携協定 地域活性化などに向けて協力

オホーツク海側の滝上町は旭川市立大学と連携協定を結び、地域活性化や地域課題の解決などに向けて協力していくことになりました。

2月13日に滝上町役場で行われた締結式には、清原尚弘町長と、旭川市立大学の三上隆学長が出席し、協定書を取り交わしました。
協定では、町内唯一の高校が5年前に閉校になるなど、少子高齢化や人口減少が進む滝上町の地域活性化や地域課題の解決、それにまちづくりなどで連携を深めていくとしています。
具体的には、▽学生たちがまちづくりや人口減少対策などについてのアイデアを提案するほか、▽学生たちが実際に滝上町を訪れ、研究を行ったり、地域の子どもたちと交流することなどが盛り込まれています。
旭川市立大学の三上学長は「今年度から公立大学になったので、これまで以上に地域に根ざした大学として、地域の課題解決などに貢献していきたい」と話していました。
滝上町の清原町長は「町には高校や大学がないので、小中学生が大学生と交流することで、将来進学する大学などのイメージを持ってもらいたい」と期待を寄せていました。