気温↑ 流氷が水平線上に伸びて見える“しんきろう”か 網走

13日は暖かい空気が流れ込んで道内各地で気温が上がり、網走市では、流氷が水平線の上に伸びて見えるしんきろうが撮影されました。

13日の道内は南から暖かい空気が流れ込んだ影響で各地で気温が上がりました。
こうした中、NHKが午後3時ごろに網走市内から撮影した映像では、沖合に浮かぶ流氷が水平線の上に伸びて見える現象を確認することができました。
これは、流氷がある冷たい海と海の上を吹く暖かい空気との温度差で光が屈折して起きる「流氷の上位しんきろう」とみられています。
網走地方気象台によりますと、網走市の13日の最高気温は9.2度と、4月中旬並みの暖かさとなり、「流氷の上位しんきろう」が現れる条件が整った可能性があるとしています。