札幌 地元の資源を生かし地域活性化目指す取り組みを紹介

その土地ならではの資源を生かし、地域活性化を目指す取り組みを紹介するイベントが、12日、札幌市で開かれました。

このイベントは、農林水産省などが地域活性化に力を入れる個人や団体の情報発信を支援する事業として札幌市で開かれ、今年度に優良事例として選ばれた道内の2つの団体がみずからの活動を紹介しました。
このうちオホーツク海側の置戸町の「おけと森林文化振興協会」は、地元の木材を活用し、職人が手作りした木工品を販売したり、学校給食の器として利用したりしていることを説明しました。
また中標津町の「中標津農業高校マネージメント研究班」は、生徒たちが子どもたちが育てたかぼちゃでランタンを作り、街なかを彩る活動に取り組んだりしていることを伝えていました。
訪れた人は「高校生の取り組みに感動しました。自分の住んでいる地域でもこうした活動を取り入れてほしいです」と話していました。