さっぽろ雪まつり閉幕 雪像や氷像の取り壊し

札幌市の冬の風物詩、「さっぽろ雪まつり」が11日閉幕し、12日、雪像や氷像の取り壊しが行われています。

ことしの「さっぽろ雪まつり」は、メインの大通公園をはじめ、東区の「つどーむ」とすすきのの3か所で開催され、あわせて196基の雪像と氷像が展示されました。
実行委員会によりますと、期間中に大通公園とつどーむの会場を訪れた人はあわせて238万9000人で、去年より63万9000人、率にして36.5%増加しました。
また、すすきの観光協会によりますと、すすきの会場には113万6000人が訪れたということです。
雪像と氷像の取り壊しは12日朝から始まり、高さおよそ9メートルの大雪像がショベルカーを使って壊されると、多くの市民や観光客が沿道から写真や動画を撮ったりしながら名残惜しそうに見守っていました。
札幌市の60代の女性は「展示の期間が限られているからこそ価値のあるものだと思うので、解体も雪まつりの一部だと思います」と話していました。
札幌市の20代の男性は「崩されるのはもったいないですが、迫力がありますね」と話していました。
雪まつりの雪像と氷像は、12日中にすべて解体される予定です。