さっぽろ雪まつり閉幕 来場者は去年比36.5%増

冬の札幌を代表するイベント「さっぽろ雪まつり」は11日閉幕しました。8日間の期間中、大通公園と東区の会場を訪れた人は合わせて230万人あまりと、去年より36.5%増えました。

ことしの「さっぽろ雪まつり」は11日閉幕し、実行委員会は8日間の期間中の来場者数をまとめました。
それによりますと、メインの「大通会場」と東区の「つどーむ会場」を訪れた人はあわせて238万9000人と、去年より63万9000人、率にして36.5%増加しました。
過去最多となった2019年の273万7000人には届かなかったものの、去年より大幅に増加した理由について、実行委員会は新型コロナの感染対策のために取りやめていたつどーむ会場が4年ぶりに再開したことや、インバウンドの回復で多くの外国人観光客が訪れたことなどが影響したとみています。
またすすきの観光協会によりますと、「すすきの会場」には去年より22.9%多い113万6000人が訪れたということです。
さっぽろ雪まつり実行委員会事務局の前真司さんは「世界各地のチームが参加する国際雪像コンクールも4年ぶりに開催でき、コロナ明けの象徴になるような意義のある開催になった」と話していました。