紋別で「流氷遠足」 流氷の海岸で冬体感

流氷が接岸しているオホーツク海側の紋別市で、11日、海岸を散策して冬の自然を体感する「流氷遠足」が行われました。

「流氷遠足」は海岸に流氷が訪れる毎年この時期に行われていて、11日は、観光客や地域の子どもなど70人余りが参加しました。
参加した人たちは、ボランティアガイドの案内で流氷が押し寄せる海岸を目指して30分ほど海沿いの道を歩きました。
浜辺に到着すると、接岸している流氷に触れてみたり写真に収めたりして思い思いに楽しんでいました。
また、ガイドから、紋別に流れ着く流氷はオホーツク海の北方などでうまれることや、風と潮の流れによって速いときには1秒間に2メートルも移動することを教わっていました。
遠足のあとには豚汁とフランクフルトがふるまわれ、参加者たちは凍えた体を温めていました。
千葉県から観光で訪れたという50代の夫婦は、「初めて流氷を見て、すごくきれいで感動しました。写真をたくさん撮ったので帰ってから自慢したいです」と話していました。