凍った野付湾を駆ける 別海アイスマラソン

道東・別海町の野付湾で、11日、凍った海の上を走るマラソン大会が開かれ、参加者が雄大なコースを駆け抜けました。

ことしで2回目となる「別海アイスマラソン」は、冬の間、結氷する野付湾を生かして町おこしをしようと地元の有志たちが企画しました。
湾の沿岸部では厚さ50センチほどの氷の上に雪が積もり、専門家の指導のもと安全面も考慮して1周4キロ余りのコースが設けられました。
11日のレースは距離の異なる3つの部門で行われ、道内外のあわせておよそ70人が参加しました。
ランナーたちは海の上ならではの雄大な景色を楽しみながらコースを駆け抜けていきました。
帯広市から参加した男性は「走っていて気持ちよかったです。足が止まりそうな時も景色を見ると奮い立ちました」と話していました。
大会の実行委員長を務めた吉田貴広さんは「天候などのコンディションもよく、参加者に楽しんでもらえてよかったです。今後も世界中から人が集まるような大会にしていきたいです」と話していました。