網走市の流氷観光最盛期 流氷観光船にぎわう

網走市は1月22日に流氷接岸初日が発表されるなど、流氷観光が最盛期を迎えていて、観光船は連日、多くの観光客でにぎわっています。

網走市は流氷観光の最盛期を迎えていて、1月20日から今シーズンの運航が始まった流氷観光船「おーろら」は満員の便も出るなど、多くの観光客でにぎわっています。
2月8日午前に出港した便にもほぼ満員となるおよそ380人が乗船しました。
網走沖は8日現在、海面のほとんどが流氷で覆われていて、観光客は幅が10メートル以上ある大きな流氷を写真に収めたり、記念撮影したりして、オホーツク海ならではの雄大な景色を楽しんでいました。
埼玉県から訪れた男性は「人生で初めての流氷です。一面全部流氷だらけでいい経験になりました」と話していました。
運航会社によりますと、今シーズンは▽流氷の接岸が平年よりも2週間近く早かったことや、▽新型コロナによる行動制限がなくなったことから、7日までの2週間の乗客数は1万7600人と、昨シーズンの同じ期間の1点7倍にのぼっているということです。
運航会社の東海林竜哉常務は「流氷は最盛期を迎えていると思うが、3月も流氷が見られるのでぜひ網走に来て下さい」と話していました。
流氷観光船「おーろら」は3月末まで運航する予定です。