秋元市長が米駐日大使と会談 脱炭素社会の実現に向け連携確認

札幌市の秋元市長はアメリカのエマニュエル駐日大使と会談し、脱炭素社会などの実現に向けて再生可能エネルギーを生かした事業などで連携を目指していくことを確認しました。

秋元市長は8日午前、札幌市役所でアメリカのエマニュエル駐日大使と会談しました。
この中で秋元市長は「『さっぽろ雪まつり』が開催され、多くの人が訪れるこの時期にお会いできてうれしい」とあいさつしました。
これに対しエマニュエル大使は「雪まつりは海外からも多くの人が訪れ楽しんでいる様子だった。冬の札幌は特に輝いている」と応じました。
このほか会談では脱炭素社会などの実現に向けて札幌市が再生可能エネルギーを生かした事業や半導体関連産業の集積などに取り組む中で、連携を目指していくことを確認しました。
会談のあとエマニュエル大使は「北方領土の日」の7日、元島民と面会したことを明らかにした上で、「みなさまが1日でも早くふるさとに帰れることを願っている。今後もアメリカは元島民と同じ立場で支援していきたい」と述べました。