道庁「赤れんが庁舎」 改修後の一般公開は“有料化” 道方針

国の重要文化財に指定されている北海道庁の「赤れんが庁舎」について、道は改修工事を終えて一般公開する際に入館料を徴収するなど有料化する方針を示しました。

明治21年に建設された北海道庁の旧本庁舎「赤れんが庁舎」は国の重要文化財に指定されていて年間およそ70万人が訪れる道内有数の観光名所です。
現在は耐震補強などの大規模な改修工事が行われていて早ければ来年夏ごろにも一般公開される予定です。
道は改修後の活用方法の検討を進めていて、6日の道議会で施設を訪れた人から入館料を徴収するなど有料化する方針を示しました。
また行政施設としての利用をとりやめ、管理や運営を外部に委託して民間ノウハウを活用することで観光発信拠点としての機能を高めていくとしています。
道は有料化で得られた収入を施設の維持管理などの費用にあてることにしていて、今後は周辺の施設の料金なども参考に具体的な金額を検討することにしています。