入学前の幼稚園児が横断歩道の渡り方など学ぶ 室蘭

この春、小学校へ入学する子どもたちに横断歩道の渡り方など基本的な交通ルールを知ってもらおうと、室蘭市の幼稚園で交通安全教室が開かれました。

室蘭市知利別町にある「室蘭めばえ幼稚園」で6日開かれた交通安全教室には、4月から小学校に入学する年長組をはじめ40人あまりの園児が参加しました。
はじめに、交通指導員が紙芝居を使って基本的な交通ルールを紹介し、子どもたちは「止まれ」や「横断歩道」などの道路標識や信号が点滅しているときには渡ってはいけないことなどを学びました。
続いて、横断歩道をイメージした紙を床に敷いて、道路を渡る練習を行い、子どもたちは左右を見て車が来ていないことを確認し、手を挙げて元気よく渡っていました。
参加した男の子は、「左右をよく見て渡ることを教えてもらいました。これからも交通事故にあわないよう気をつけたいです」と話していました。
室蘭市では今月末までに市内24か所の幼稚園や保育園などで交通安全教室を開くことにしています。