羅臼沖 この冬初めて流氷を確認 平年より3日早い観測

羅臼町の沖合で、この冬初めてとなる流氷が観測されました。この冬は各地で流氷の観測や接岸が早まっていて、羅臼沖でも平年より3日早い観測となっています。

羅臼海上保安署によりますと、知床半島をまわって根室海峡に流れ込んだ流氷の帯が羅臼漁港の沖合に到達しているのを、5日午前9時ごろ確認したということです。
羅臼海上保安署では漁港の近くにある庁舎から流氷の定点観測を行っていて、ことしは平年より3日早く、去年より2日早い観測だということです。
氷は大きいもので直径1メートルほどあり、海上保安署は「風の向きや強さで流氷も大きく動くので付近を航行する船舶は注意してほしい」と呼びかけています。