函館と台湾 新たな定期便が就航

函館と台湾を結ぶ新たな定期便が1日、函館空港に到着し、市の職員や空港の関係者などが出迎えました。

新たに就航したのは、台湾の航空会社「スターラックス航空」で、函館と海外を結ぶ国際線では、「タイガーエア台湾」、「香港航空」に続く3つ目の便になります。1日は、午後5時前、およそ180人を乗せた航空機が函館空港に着陸しました。
これにあわせて空港では式典が行われ、函館市の田畑浩文副市長が「今回の就航は函館のみならず、北海道全体の観光振興にも大きく資するものと考えている。今後はさらに多くの人に函館に来てもらい魅力を直接感じてほしい」とあいさつしました。
スターラックス航空は新千歳空港にも定期便を運航していて、劉允富CSOは「私たちは今回の就航を重視している。札幌と函館の連携によって2都市間を移動する観光客が、素晴らしい体験ができると期待している」とあいさつしました。
また、到着ロビーでは、空港関係者などが「函館へようこそ」などと書かれた横断幕を手に持って観光客らを出迎えていました。
台湾からの観光客は「函館に来るのは初めてで、夜景や五稜郭が見られることを楽しみにしています」と話していました。
この路線は、2月は多い週で4往復、3月は31日を除いて毎日1往復、4月からは、週5往復運航される予定です。