渡島保健所 溶連菌感染症の警報

主に子どもが感染し、発熱などの症状が出るいわゆる「溶連菌感染症」の患者数が渡島保健所の管内で1月下旬に入って増加し、基準を超えたとして保健所は警報を発表するとともに、手洗いやうがいなど感染予防に努めるよう呼びかけています。

いわゆる「溶連菌感染症」=「A群溶血性レンサ球菌咽頭炎」は数日の潜伏期間のあと、突然の発熱やのどの痛みなどの症状が出る子どもがかかりやすい感染症です。
渡島保健所によりますと、1月28日までの1週間に報告された1医療機関あたりの患者数が10.5人となり、警報の基準である8人を上回ったことから保健所は30日、警報を発表しました。
道南では、「市立函館保健所」の管内でも溶連菌感染症の患者数が基準を超えたとして12月25日から警報が出されています。
「溶連菌感染症」は、人との接触や飛まつで感染が広がりやすく、学校など集団生活の場では特に注意が必要だということです。
保健所は手洗いやうがいの徹底とともに、人混みではマスクを着用して感染予防に努めるよう呼びかけています。