道内は1日未明から大荒れに 暴風雪・高波に警戒を

発達する低気圧などの影響で道内は1日、大荒れの天気となる見込みです。気象台は、猛吹雪や吹きだまりによる交通への影響や、暴風に警戒し、太平洋側東部とオホーツク海側南部では高波にも警戒するよう呼びかけています。

札幌管区気象台によりますと、低気圧が発達しながら通過し、冬型の気圧配置が強まる影響で、道内は1日大荒れの天気となる見込みです。
1日予想される最大瞬間風速は、▼太平洋側とオホーツク海側の海上で35メートル、▼日本海側の陸上と海上、太平洋側とオホーツク海側の陸上で30メートルとなっています。
海は大しけとなる見込みで、1日の波の高さは▼太平洋側とオホーツク海側で6メートル、▼日本海側で5メートルと予想されています。
1日午後6時までの24時間に降る雪の量は、いずれも多いところで▼日本海側とオホーツク海側で40センチ、▼太平洋側で30センチと予想され、さらに、2日午後6時までの24時間に、日本海側では20センチから40センチの雪が降ると予想されています。
気象台は、道内では1日未明から夜のはじめごろにかけて、猛吹雪や吹きだまりによる交通への影響や、暴風に警戒し、太平洋側東部とオホーツク海側南部では、1日昼すぎから夜のはじめごろにかけて高波にも警戒するよう呼びかけています。
低気圧の発達の程度によっては暴風雪や大しけの地域が拡大するおそれがあるため、最新の情報を確認して備えを進めてください。