アジアの観光客↑旧正月 登別駅で手荷物運ぶサービス開始

アジアからの観光客が増える旧正月の時期にあわせ、エレベーターがないJR登別駅で、手荷物を代わりに運ぶサービスが始まりました。

登別温泉の玄関口となるJR登別駅には、エレベーターやエスカレーターがなく、札幌方面から到着したり、函館方面に出発したりする利用者は階段を使って、ホームと改札を行き来しなければなりません。
そこで登別市や観光協会は、旧正月を迎え中国や韓国をはじめとするアジアからの観光客が増えるこの時期に、駅にポーターを配置し、客の手荷物を無料で運ぶサービスを実施していて、ことしは29日始まりました。
ホームでは、英語や中国語などで「無料ポーターサービス」と書かれたベストを着た9人が列車から降りてきた外国人観光客に声をかけ、スーツケースを受け取って、次々と改札まで運んでいました。
中国から来たという20代の女性は「荷物を運んでもらい大変助かりました。登別は楽しみです」と話していました。
登別国際観光コンベンション協会の大野薫専務理事は、「外国人の方は、たくさんの大きな荷物を持ってきているので、登別のホスピタリティーの一環として始めました。来てよかったなと思ってもらって、リピーターになってほしいです」と話していました。
このサービスは来月18日まで行われます。