投資詐欺で暗号資産680万相当の被害 留萌地方の50代男性

留萌地方に住む50代の男性が投資グループの関係者を名乗る人物からうその投資話を持ちかけられ、およそ680万円相当の暗号資産をだまし取られました。警察は詐欺事件として捜査しています。

警察によりますと去年10月、留萌地方に住む50代の男性はLINEで知り合った投資グループの関係者を名乗る人物に投資の勉強会と称するグループチャットに誘導され、暗号資産への投資を持ちかけられました。
男性は、この人物から偽の投資用のアプリをダウンロードするよう指示され、自身の数万円相当の暗号資産を指定された口座に送金したところアプリ上では利益が出ているように表示されていたことから1月4日までのおよそ1か月間に676万円あまりに相当する暗号資産を指定された口座に送金したということです。
その後、口座から出金しようとしたところ投資グループの関係者を名乗る人物からさらに金が必要などと言われたため、男性が不審に思い警察に相談したところ被害が発覚したということです。
警察はSNSを通じた投資詐欺が道内で相次いでいることから不審に感じたら警察の相談専用窓口「#9110」に連絡するよう呼びかけています。