東神楽町の新しい施設の愛称が「はなのわ」に決定

上川の東神楽町が建設を進めている町役場や多目的ホールなどが入る新しい施設の愛称が「はなのわ」に決まり、考案した町民が表彰されました。

東神楽町は中心市街地の活性化を図ろうと▼町役場や▼最大で450人を収容できる多目的ホールのほか▼町民が利用できる会議室、▼診療所などが入る新しい施設の建設を進めています。
この施設は東神楽町出身の建築家、藤本壮介さんが設計したもので、建物をアカエゾマツで円形に囲むつくりが特徴になっています。
町によりますと3年前(2021年)の6月に地元産の木材を使って建設が始まりことし3月末までに利用が開始される予定です。
きょう(22日)は藤本さんも出席して、施設の愛称が発表され、およそ150点の応募の中から山本良太さん(15)と阿部円花さん(33)が考えた「はなのわ」が選ばれました。
町内に住む高校生の山本さんは「人と出会い、人の輪の暖かさを感じられる施設になってほしいと思い、名付けました。高校で建築を勉強しているので利用者を幸せにできる建築家を目指したい」と話していました。
また、建築家の藤本さんは「日常生活の中で常に町民が立ち寄るような場所になってほしいと思い、設計しました。町民の発想がここで花開けばうれしい」と話していました。