「イトーヨーカドー帯広店」の閉店後に「ダイイチ」出店へ

ことし6月で閉店する「イトーヨーカドー帯広店」の建物に、帯広市に本社がある食品スーパーの「ダイイチ」が後継のテナントとして出店する方向で協議を進めていることが分かりました。

「ダイイチ」によりますと出店を目指しているのは、ことし6月に閉店する「イトーヨーカドー帯広店」の1階部分で現在、食品売り場として使われているおよそ4000平方メートルの区画です。
出店の時期はことし夏以降としています。
ダイイチによりますと、「イトーヨーカ堂」の親会社で、資本・業務提携を結んでいるセブン&アイ・ホールディングスから後継のテナントとして出店できないか打診があり、このほど土地と建物を所有する日本甜菜製糖と具体的な協議に入ったということです。
ダイイチは「今の利用客の利便性と従業員の雇用を守るためにもできるだけ間を置かずに出店したい」と話しています。
また、日本甜菜製糖はダイイチと具体的な協議に入ったことを認めた上で「集客が望めるスーパーが出店する方向になったことで、現在の建物を商業施設として継続させられる見込みとなった。今後は建物に入るほかのテナントとも営業継続について交渉を進めていく」としています。