函館 五稜郭公園で桜の枝を落とす作業

函館市の桜の名所、五稜郭公園できれいな桜の花を咲かせるために枯れた枝を切り落とす作業が行われています。

函館市の五稜郭公園はソメイヨシノなどおよそ1500本の桜の木が並んでいて、毎年桜の開花シーズンに多くの人が訪れています。
桜の開花に備えるため、病気になったり、枯れたりした枝を切り落とす作業が今月10日から始まっています。
作業員たちは、はしごを使って5メートルほどの高さまで登りのこぎりを使って枝を切り落としたり、切った枝の断面に腐敗防止のための薬を塗ったりしていました。
また函館市では去年の夏、最高気温が30度以上の真夏日が過去最多となるなど記録的な猛暑となりましたが、桜の木に大きな影響は見られないということです。
五稜郭公園を管理する渡辺展崇さんは「天気のよい日が続いているので、せん定作業は順調です。多くの人に楽しんでもらえるような、きれいな桜の花が咲いてほしいです」と話していました。
作業は来月下旬までに終了する予定だということです。