網走の東京農業大学食堂でホタテ・いくら丼を格安提供

網走市にある東京農業大学の食堂で、地元漁協などから提供された特産のホタテやいくらを使った丼が格安で提供され、学生たちが舌鼓を打ちました。

この取り組みは、網走市にある東京農業大学北海道オホーツクキャンパスの多くの学生が、特産のホタテ漁をアルバイトで支えてくれたとして地元の漁協と市が企画したものです。
キャンパス内の食堂では、漁協などから無償で提供された食材で作ったホタテ・いくら丼とみそ汁のセットが、17日までの2日間、1日あたり150食限定で提供されました。
セットにはおよそ1500円分の食材が使われているということですが、販売価格は500円と格安です。
17日は販売開始前から100人以上が列を作り、わずか30分ほどで完売しました。
大学1年の男子学生は「いくらはつぶつぶして、ホタテはプリプリして、うまみが詰まっていておいしい。ホタテ漁は夜中から朝まで肉体労働で辛かったが、達成感があった」と話していました。
網走市水産漁港課の高橋駿太さんは「網走の水産業は学生の皆さんに支えられている。今後もよろしくお願いしたい」と話していました。