地震などの災害に備える防災講習会 旭川市で開催

地震などの災害に備えるための防災講習会が旭川市で開かれ、参加した市民が自宅の耐震補強や家具を固定することの重要性を学びました。

旭川市では防災意識を高めてもらおうと毎年この時期に講習会を開いていてことしはおよそ100人の市民が参加しました。
講習会は旭川市の市民文化会館で開かれ、過去の大きな地震では住宅の倒壊で亡くなった人が多いことから参加者には自宅の耐震補強や家具の固定の重要性について説明が行われました。
会場のスクリーンには耐震補強されていない住宅が震度6強の地震で倒壊する実験映像が映し出され参加者たちが真剣なまなざしで見つめていました。
また、「非常用持ち出し品」の準備についても説明が行われ小学校などの避難場所は冬は冷え込むことから寒さ対策としてスリッパなどが必要だと市の職員が説明していました。
講習会に参加した60代の男性は「いつ災害が起きるか分からないので事前の備えをしっかりしようと思いました」と話していました。
旭川市防災課の藤田一彦さんは「今まで地震が発生していないから大丈夫と思わずに事前の備えをしてほしい」と話していました。