網走の流氷観光船「おーろら」1月20日運航開始前に安全点検

網走市の流氷観光船「おーろら」の運航がまもなく始まるのを前に、16日、運輸局と海上保安署が船の安全点検と事故を防ぐ安全指導を行いました。

流氷観光船「おーろら」は1月20日から今シーズンの運航が始まる予定で、これを前に、16日、釧路運輸支局と網走海上保安署の職員たちが安全点検と安全指導を行いました。
運輸支局の職員たちは船の設備を点検し、▼救命胴衣や消火器などが正しく備えられているかや、▼事故の際に連絡するための無線が正常に動作するかなど確かめていました。
また、海上保安署の職員たちは操だ室でレーダーを起動して海上の危険箇所が表示されるか確認していました。
点検の結果、問題は確認されなかったということで、釧路運輸支局の新堂聡史首席運輸企画専門官は「安心して流氷観光を楽しめるように安全に運航してもらいたいです」と話していました。
運航会社「道東観光開発」の東海林竜哉常務は「運航初日に流氷を見られるよう願っています。安全を第一に運航しますのでぜひ網走に来てください」と話していました。
「おーろら」は2024年3月末まで運航される予定で、運航会社によりますと、2023年12月末の時点で国内外からおよそ18万人の予約が入っているということです。