札幌 投資詐欺で高額被害相次ぐ 知らない人の投資話には注意

札幌 投資詐欺で高額被害相次ぐ 知らない人の投資話には注意

道内ではうその投資話で現金をだまし取られる投資詐欺の被害が相次いでいますが、新たに札幌市の50代の男性がおよそ8100万円、70代の女性が2800万円をそれぞれだまし取られていたことがわかりました。

警察によりますと、去年7月、札幌市中央区の50代の男性はSNSで知り合った人物からうそのFX投資を持ちかけられ、去年12月までに19回にわたって、あわせておよそ8100万円を振り込みました。
男性はその後、「お金を引き出すには税金がかかる」などと言われたことから不審に思い、被害に気が付いたということです。
また、札幌市中央区の70代の女性は去年12月、SNSで知り合った投資家を名乗る人物からうその投資を持ちかけられ、今月上旬までに9回にわたってあわせておよそ2800万円を振り込みました。
女性がお金を引き出そうとしたところ、高額の手数料を求められたことから不審に思い、被害に気が付いたということです。
警察は詐欺事件として捜査するとともに、SNSなどを通じて知らない人から投資話を持ちかけられても信用せず、不審に感じたら、警察の相談専用窓口「#9110」に連絡するよう呼びかけています。