JR 終日運転見合わせなど 一部区間で16日も影響続く

JR 終日運転見合わせなど 一部区間で16日も影響続く

道内で風と雪が強まっている影響で、JR北海道は一部の区間で終日運転を見合わせるなど影響が出ています。

JR北海道によりますと、▼函館線の小樽と長万部の間と▼宗谷線の音威子府と稚内の間で終日運転見合わせを決めているほか、▼釧網線の網走と川湯温泉の間で15日午後8時ごろから終日運転を見合わせることを決めています。
また、▼旭川と稚内を結ぶ特急「サロベツ」の上下あわせて4本が運休したほか、▼札幌と稚内を結ぶ特急「宗谷」の上下2本が旭川と稚内の間で部分運休を決めています。
このほか、▼千歳線と函館線の千歳と小樽の間や、▼学園都市線の札幌と北海道医療大学の間で運休したり、運休が決まったりするなど、特急や普通列車あわせて105本の列車に影響が出ています。
このほかにも列車を検知するシステムの不具合や設備点検による運休や遅れも出ています。
JR北海道は今後、暴風雪や設備点検で列車の運休が増えたり遅れが拡大するおそれがあるとしています。
また、影響は16日も残る見込みで、▼函館線の小樽と長万部の間で終日運転を見合わせるほか、▼宗谷線の▽稚内から名寄方面に向かう列車は、始発から午後3時ごろまで、▽名寄から稚内方面に向かう列車は、始発から午後6時ごろまで運転を見合わせます。
この影響で▼稚内から旭川に向かう特急サロベツ2号が運休となります。
▼釧網線も▽知床斜里から網走に向かう始発と、▽緑から網走に向かう始発の運休を決めています。
札幌近郊でも、快速列車や普通列車で始発から1時間に1本程度の運休が発生する見込みで、JR北海道はホームページなどで最新の運行状況を確認するよう呼びかけています。