道内26会場で大学入学共通テスト 1日目はトラブルなし

大学入学共通テストが13日から始まり、道内では26の会場で受験生が試験に臨みました。試験を監督する各大学によりますと、これまでのところトラブルは確認されていないということです。

大学入試センターによりますと、大学入学共通テストは13日と14日の2日間、全国一斉に行われ、道内では26の会場で合わせて1万5000人余りが受験する予定です。
このうち札幌市北区にある北海道大学の会場では、道内で最も多い2900人余りが受験する予定で、集まった受験生たちは参考書を読んだり受験票を確認したりして最後の準備に取り組んでいました。
高校3年生の女子生徒は、「マークシートの記入間違いなど単純なミスをしがちなので気をつけたいと思います。緊張しますがふだんどおりの力を出したい」と話していました。
高校3年生の男子生徒は、「朝起きたときに降っていた雪がやみ少しずつ晴れてきたので気持ちも明るくなりました。これまでの努力の成果をしっかり発揮したい」と話していました。
集まった受験生たちは午前8時半に会場が開くと保護者や高校の教職員たちに見送られながら中に入り1日目の試験に臨んでいました。
13日は地理歴史・公民、国語、外国語、それに英語のリスニングが行われ、試験を監督している道内の各大学によりますと、これまでのところトラブルは確認されていないということです。
2日目の14日は理科と数学の試験が行われます。