遠軽町の飲食店 91人食中毒 3日間の営業停止処分

オホーツク海側の遠軽町の飲食店が提供したオードブルを食べた91人が下痢や腹痛などの症状を訴え、保健所は食中毒と断定し、この店を12日から3日間の営業停止処分にしました。

営業停止処分を受けたのは遠軽町の飲食店、「QOOーL」です。
紋別保健所によりますと、先月31日、この店で提供された揚げ物や煮物などのオードブルを食べた男女あわせて91人が下痢や腹痛、発熱などの症状を訴えました。
このうち21人が医療機関を受診し、いずれも快方に向かっているということですが、症状を訴えた人から3種類の病原大腸菌が検出されました。
このため保健所はこの店のオードブルが原因の食中毒と断定し、12日から3日間の営業停止処分にしました。
店は今月5日から営業を自粛しています。
紋別保健所は◇手洗いを励行するほか、◇調理する際は食品を十分に加熱することや◇調理済みの食品を長期間保存しないことなど、予防策を徹底するよう呼びかけています。