室蘭・青森間のフェリー 3月下旬まで運休 個室新設の改修で

室蘭港と青森港を結ぶフェリーが個室を新たに設置する改修のため、13日夜から3月下旬まで運休することになりました。

室蘭港と青森港の間では、函館市に本社がある津軽海峡フェリーの「ブルーマーメイド」が、去年10月から週6往復運航しています。
運航会社によりますと、主な利用者であるトラックの運転手などから「プライバシーを確保したい」といった要望が多く寄せられているため、定員4人の部屋などを減らして1人で利用できる個室を新たに66室設置することを決めたということです。
この改修のため、「ブルーマーメイド」は13日夜からことし3月26日まで運休することなりました。
ことし4月からトラック運転手の時間外労働の規制が強化されることから、運航会社は、移動時間を休息にあてることができるフェリーの需要が高まることを期待していて、今回の改修で利用者の利便性の向上につなげたいとしています。
津軽海峡フェリー室蘭支店の藤田英和支店長は、「改修によってフェリーがより利用しやすくなるので、運航再開のあとはぜひ乗ってもらいたい」と話しています。