道警釧路方面本部 高橋本部長 新年訓示で大地震に備えを

道警釧路方面本部の高橋靖本部長は新年の訓示の中で能登半島地震について触れ、道東でも千島海溝沿いの巨大地震への備えを進める考えを示しました。

道警釧路方面本部では10日、警察官の装備品を確認する新年恒例の年頭点検が行われ、警察官30人が参加しました。
高橋本部長が警察官の制服に乱れがないか見回ったあと、警察官らは指揮官の号令に合わせて警察手帳や警棒、手錠などの装備品を取り出して不備がないかを確認していました。
このあと高橋本部長が訓示を行い「交通事故の件数や死者数が前年より増加している」と振り返り、特に交通死亡事故の防止を急ぐべきだと述べました。
また、今月1日に発生した能登半島地震について触れ「釧路方面でも千島海溝沿いの巨大地震や大津波の発生が懸念されている。能登半島地震のような厳冬期・積雪期の災害対応に備えなければならない」と述べ、道東でも巨大地震への備えを進める考えを示しました。