道警旭川方面本部で年頭点検 本部長「治安維持に尽力を」

道警旭川方面本部で警察官の服装や装備を確認する年頭点検が行われ、岡本茂樹本部長が「責任感を遺憾なく発揮して治安維持に尽くしてほしい」と訓示しました。

年頭点検は道警旭川方面本部で行われ岡本茂樹本部長が整列した警察官36人を見て回り▼制服を正しく着用しているかや▼号令とともに取り出された警察手帳や手錠などの装備に不備がないか確認しました。
このあと岡本本部長は「去年は人々の活動がコロナ禍前の水準におおむね戻り、交通事故の死者数や刑法犯の認知件数は道内で増加している。情勢は厳しいが、みずからの職責を自覚し、責任感を遺憾なく発揮して管内の治安維持に尽くしてほしい」と訓示しました。
道警旭川方面本部によりますと去年、管内で発生した交通事故は725件で前の年より46件多く、17人が亡くなったということです。
また、去年1月から11月末までの管内の刑法犯認知件数は1960件で前の年の同じ時期と比べ189件多くなっているということです。
道警旭川方面本部では引き続き、交通死亡事故や特殊詐欺被害の防止などに重点を置いて対策に取り組むことにしています。