北海道開発局 職員2人を石川県に派遣 断水などの復旧支援に

能登半島地震の被災地を支援するため、北海道開発局の職員2人が現地へ派遣されることになり、札幌市で出発式が行われました。

出発式は9日午前、札幌市中央区にある北海道開発局札幌開発建設部の庁舎前で行われました。
派遣されるのは、札幌開発建設部の高橋洋介さんと小松緑さんで、2人は国土交通省の緊急災害対策派遣隊、通称「TECーFORCE」の隊員です。
出発式では札幌開発建設部の小林幹男部長が、「隊員として災害復旧に尽力してほしい」と訓示したのに対し、高橋さんが「断水で多くの避難所の方が今も生活用水に困っていると聞きました。TECーFORCEの隊員としては初めてとなる水道支援の業務に当たるので、全国から集結する隊員と協力し任務を全うしたい」と意気込みを述べました。
そしてさっそく、新千歳空港へ向けて出発しました。
2人は、大きな被害を受けた石川県で、断水などの早期の復旧に取り組むことになっています。