滝川 身近な材料で科学を学ぶ工作教室

画用紙やペットボトルのキャップなど、身近な材料で簡単に作れる工作教室が滝川市で開かれました。

子どもたちに科学の不思議を体験してもらおうと、地元のNPO法人が開いたこの教室には冬休み中の小学生と保護者、合わせて20人が参加して3種類の工作に取り組みました。
このうち、ことしの干支にちなんだ「からくりドラゴン」は、ハンドルを回すと連結した部品に回転が伝わり、ドラゴンが翼を羽ばたかせるというものです。
子どもたちは、指導員に教わりながら、ドラゴンの翼がスムーズに動くように、貼り付けるテープの位置を慎重に探り当て、うまく動くと笑顔を見せていました。
また、画用紙の下に袋を貼り付け、中の空気で床の抵抗を消すことで前に進むモモンガの工作では、子どもたちが、遠くまで進むコツをつかんで競走を楽しんでいました。
小学2年生の男子児童は「からくりドラゴンが、かっこよかったです。作った工作は冬休みの自由研究にします」と話していました。
また同じ小学2年生の別の男子児童は「ドラゴンが羽ばたくところが不思議だと思いました」と話していました。