函館で「23歳の集い」3年前は新型コロナで成人式が中止

新型コロナウイルスの感染拡大のため3年前の成人式が中止となった函館市で、当時の新成人の門出を改めて祝おうと6日、式典が開かれました。

函館市では3年前、猛威を振るった新型コロナウイルスの影響で成人式が中止となりました。
当時の新成人の人生の門出を改めて祝おうと、6日、市内のホールで「23歳の集い」が開かれ、およそ200人の若者が出席しました。
式典でははじめに函館市の大泉潤市長が「成人したときよりも一段と大人になった皆さんと一堂に会することができてうれしく思います」とあいさつしました。
続いて出席者を代表して関涼介さんが「10代があっという間に終わったように20代もすぐに終わると思います。一歩踏み出して何事にも挑戦していきたいです」と宣誓しました。
出席した若者たちはスーツや振り袖、ドレスなどに身を包み、写真を撮り合うなどして久しぶりの再会を楽しんでいました。
幼い子どもたちを連れて出席した女性は「成人式が中止になりショックだったので、きょう、こうして出席できてよかったです。子どもたちが成人するまで立派な母親として育て上げたいです」と話していました。