“雪不足” 札幌市長 雪まつりの雪確保に周辺自治体と調整へ

来月開催される「さっぽろ雪まつり」について、札幌市の秋元市長は雪不足で雪像などを作るために必要な量を確保することが難しいとして周辺の市町村と調整を進める考えを示しました。

仕事始めの4日、札幌市の秋元市長は記者会見を行い、能登半島地震の支援策について「必要な物資の送付や職員の派遣、避難所の運営など今後、支援が長期化することを想定しながら準備を進めていきたい」と述べました。
一方、来月4日から11日まで開催される「さっぽろ雪まつり」について「年末年始はほとんど雪のない状況で、雪像などを作るために必要な量を市内で確保することは難しい。市外の少し遠いところから運ばないといけない状況が出てくるかもしれない」と述べました。
札幌市によりますと記録的な雪不足となった4年前は新篠津村や喜茂別町から雪を運んだということで、ことしは比較的、積雪が多い美唄市などと調整を進めています。