羽田便欠航で新千歳で一夜 3日も欠航も

2日、東京の羽田空港で日本航空の旅客機が海上保安庁の航空機と衝突した事故の影響で、新千歳空港では泊まる場所を確保できなかった人が空港で一夜を明かしました。Uターンラッシュのピークを迎える3日も欠航が決まった便もあり、さらなる混雑も見込まれます。

2日午後6時ごろ、新千歳空港を出発した日本航空516便が、羽田空港のC滑走路に着陸した直後に、海上保安庁の羽田航空基地に所属する固定翼機と滑走路上で衝突し炎上しました。
新千歳空港を運営する北海道エアポートによりますと、2日は、この事故のあと、羽田空港とを結ぶすべての便が欠航し、泊まる場所を確保できなかった人が相次いでおよそ200人が空港で一夜を明かしました。
運航への影響は3日も続いていて、航空各社によりますと、新千歳空港と羽田空港を結ぶ便は午前6時時点であわせて11便の欠航が決まったということです。
3日はUターンラッシュのピークと予想されていて、さらなる混雑も見込まれます。
航空各社は今後、欠航する便が増える可能性もあるとしていて、最新の運航状況についてホームページなどで確認してほしいと呼びかけています。