年の瀬で函館の自由市場にぎわう

年の瀬を迎え、道内各地の市場などは正月用の食材を買い求める人でにぎわっています。

このうち、鮮魚や乾物を扱う店などおよそ40店があり市民の台所として親しまれている函館市の「はこだて自由市場」にも多くの買い物客が訪れています。
店員の威勢のいいかけ声が飛び交うなか、買い物客は正月のしめ飾りや新鮮な魚介類を買い求めていました。
市場の関係者によりますと、30日と31日が来客のピークで、ことしは新型コロナの感染拡大前のにぎわいにほぼ戻りつつあるということです。
家族で訪れていた40代の女性は、「子どもたちと手巻き寿司を作ろうと思ってその食材を買いに来ました。年末年始は家族みんなで家でゆっくり過ごします」と話していました。
七飯町から訪れた60代の女性は「すごい人でびっくりしました。1年に1回の奮発する日で、マグロとアワビを買いに来ました。ちょっと贅沢な年末年始にしたいです」と話していました。
はこだて自由市場は30日と31日午後5時ごろまで営業し、新年の初売りは1月5日だということです。