置戸町の飲食店でノロウイルスによる食中毒 3日間の営業停止

今月、オホーツク海側の置戸町の飲食店で食事をした12人が下痢や発熱などの症状を訴え、北見保健所はノロウイルスによる食中毒と断定し、この店を26日から3日間の営業停止処分にしました。

営業停止処分を受けたのは置戸町の飲食店「いなだ屋」です。
北見保健所によりますと、今月15日にこの店ですしや天ぷら、酢がきなどを食べた12人が下痢や発熱、おう吐などの症状を訴えました。
入院した人はおらず、いずれもほぼ回復したということですが、保健所が調べたところ一部の患者と調理を担当した従業員からノロウイルスが検出されました。
このため保健所はノロウイルスによる集団食中毒と断定し、この店を26日から3日間の営業停止処分にするとともに店内の清掃や消毒などを徹底するよう指導しました。
北見保健所はノロウイルスによる食中毒は冬に多く発生することから調理や食事の前に手洗いを徹底するよう注意を呼びかけています。